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2013年12月27日金曜日

SEIKO SILVER WAVE D409-5030


SEIKO SILVER WAVE D409-5030
35mm×41mm×9mm

SEIKOの古いデジタル時計です.普通のデジタル時計とは一味違う,なんとも存在感のある時計です.ゴツくてエッジの立ったケースといい,ドットマトリックスといい,文字入力テーブル(SIGN TABLE)といい,とてもカッコいいです.普通はこれだけ文字盤が大きいとノッペリした感じになってしまうのですが,デジタル下部に文字入力テーブルがあるおかげで引き締まって見えます.同じムーブメント(Cal. D409)を採用した時計は他にもありますが,個人的にはこのモデルが好きです.機能としてはアラーム,クロノに加えてメモ機能があります.バックライトは豆球です.

大きさもちょうど良い感じです.NOOKA ZOOなんかも35mm×35mm×10mmでカッコいいんですけど,あれは腕に付けてみると大きすぎていまいちですね.角型の時計で35mm×35mmは大きすぎます.この時計は横幅は同じ35mmですが四つ角が取れていて,厚みも9mmとちょっとだけ薄くて,存在感と着けやすさのバランスが絶妙です.

SEIKO Silver Waveは1970~80年代にデジタル・アナログ共に様々なバリエーションの時計が出ています.下記のもその一つですが,これもなかなかカッコいいですね.

SILVER WAVE A714-5080
(写真出典: http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r109967281 )

2013年12月14日土曜日

PULSAR V051-0030


PULSAR V051-0030
横36.5mm,縦42mm,厚み7.5mm

PULSARの薄型ドレスタイプのデジアナ時計です.デジアナ時計はたいてい分厚いので,袖が長めでピチっとしたシャツの時に困るのですが,そういう時にはこの時計の出番です.何しろ厚みが7.5mmしかありません.冠婚葬祭にも向いてます.ラグ幅は18mmで,BAMBIのベルトを付けています.

写真では日にちが3月3日になっていますが,写真を写してからブログにアップするまで9ヶ月も経ってしまいました.まだまだ紹介していない時計がたくさんあるので,最近頑張ってアップしまくっております.

さて,この時計はデザイン的にはありがちみ見えますが,こういうドレスタイプのものは意外と少ないですね.ローマ数字の内側のインデックスがアプライドになっていたりと,質感は高いです.似たデザインの時計としては,TISSOT Two Timerの丸型のものがあります↓

TISSOT Two Timer D380
(出典: http://watchesdb.com/inf/13085-tissot_d380_two___timer_quartz_digital_analogue.html )

CASIO ROOKIEにも似たモデルがあります.

(出典: http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n130563396 )

2013年12月10日火曜日

PULSAR PZ1005X

 

PULSAR PZ1005X NX02-X004
ベゼル径38mm,厚み12mm

SEIKOの米国ブランドPULSARのデジアナです.ムーブメントは過去に紹介したALBA ROOXなどと同じNX02です.大きすぎず,シンブルなデザインで使いやすい,現代的なデジアナと思います.デジタル部の文字は大きいですし,バックライトは青緑色のELライトが綺麗に光ります.ベルト交換可能なラグ形状なのも大変良いです.もとはステンレスベルトでしたが,すぐに革ベルトに換えました(ちょっとサイズが合ってないですが).

惜しむらくは,ベゼルが回転しないことと,アナログ針が読み取りにくいことでしょうか.まあデザインが良ければいいんです.アナログ針はおまけと思っています.

このモデルにはいくつかバリエーションがあるようです.

黄色バージョン

LORUSバージョン
(出典: http://www.ebay.co.uk/itm/RARE-RETRO-LORUS-NX02-0A60-by-SEIKO-MEN-S-DUAL-FORMAT-WATCH-NEW-PERFECT-COND-/131054921664?#ht_3229wt_884 )

2013年12月8日日曜日

CITIZEN Promaster SKY Navihawk II C420-Q00079


CITIZEN Promaster SKY Navihawk II C420-Q00079
ベゼル径41mm,厚み11.5mm

先日に引き続いて古いプロマスターです.CITIZEN Discoveryに掲載されている1995年発売のプロマスターSKY ナビホークIIと同系列のモデルだと思います.ELバックライトが特長のモデルのようです.たしかにかなり明るくて実用的です.ただ,ベゼルの塗装が弱く,だいぶ剥げがあります(後から色を塗ってごまかしています).デザイン的には,デジタル部の文字が小さいのは時代を感じさせますが,ベゼルのデザインは今でも十分カッコいいと思います.

機能としては,ワールドタイム,カレンダー,アラーム2つ,クロノ,タイマー,UTCがあります.なんというか,ごく普通のデジアナ時計ですが,最近のモデルよりも,ややレトロなこのデザインが気に入っています.

2013年12月2日月曜日

CITIZEN Promaster Navihawk C300-E80290

CITIZEN Promaster Navihawk C300-E80290
横幅41mm,縦幅47mm,ベゼル径39mm,厚み11mm

本ブログでは初めてのCITIZENプロマスターシリーズからの1本です.デジアナ時計が目白押しのプロマスターですが,やや私の好みとは合わないところがあるんですよね.まず,メジャーすぎる,というのが最大の問題点でしょうか.デジアナマニアを自認する身としてはプロマスターは普通すぎます.デザイン的にもいまいちグッとくるものがない.

しかし,ここのところなぜかプロマスター熱が急に出てきてしまい,本モデルを入手することとなりました.ややごちゃごちゃした感じの文字盤&ベゼルですが,なかなかカッコいいです.サイズ的にもベゼル径39mmで厚み11mmというのはベストに近く,とても着けやすいです.めずらしくフラットでないこげ茶の革ベルトを着けていますが,これもなかなかいい感じですね.

数か月使ってみた感想としては,C300ムーブメントには多少の不満があります.バックライトがない,都市の切り替えボタンに知らないうちに触れてしまう,GMT小文字盤ははっきりいって不要,デジタル部分でカレンダーと時刻の同時表示ができない,といったところです.逆に,良い点としては,下の方の2つの小窓に各ボタンの機能が常時表示されることですね.これは便利です.針退避機能も面白いです.これはデジタル部分にアナログ針が重なって見づらい時に一時的に針を移動させる機能です.機能の切り替えはCITIZEN伝統の6時位置のダイヤルでのモード切替ですが,やはり分かりやすいですね.ASPECと違って長針・短針が独立して動くのも良いです.

2013年11月3日日曜日

National Geographic Time Trekker III NG752


National Geographic Time Trekker III NG752GKBS
ケース 43mm径,厚み13mm

ブログの更新がかなり遅くなってしまいました.ここのところ多忙で余裕がありませんでしたが,ようやくの更新です.

さて,この時計ですが,「National Geographic」という由緒ある地理・自然・人文系の雑誌を出しているNational Geographic Societyの時計です.1年ほど前に購入したのですが,個人的にもかなりのお気に入りで,出番の多い時計です.このシリーズはTime Trekker I~IIIの3種類あって,それぞれムーブメントが違います.このTime Trekker IIIが機能としては一番面白く,クロノグラフ,アラーム,第2・第3時間帯,タイマー,週計測に加えて,なんとデジタルコンパスが付いています.これはなかなか面白いです.バックライトもあります.マニュアルはここにあります.Trekker Iの方はESQのAerodyneと同じムーブメントで,ワールドタイム,アラームが付いてます.Trekker IIはIIIからコンパスを無くした感じですね.このシリーズはamazon.co.jpでも売っていて,数年前から気になっていたのですが,ebayで新品が7000円くらいで投げ売りされてたので,とりあえずTime Trekker IIIを入手してみたのでした.

しかし入手してみてそのデザインと質感の良さには驚きました.とてもオシャレです.普段デジアナ時計を着けていても誰からも何も言われませんが,この時計は若い人から「カッコいいですね!」と何度か言われました.ベゼルのデザインと文字盤の赤がうまくマッチしていて,いい感じです.写真だと赤い部分がピンクっぽく見えますが,実際にはもう少し濃い色です.ケース・ベゼルの質感も非常に良いです.ちょっと派手なので気恥ずかしいですけどね.

サイズとしては43mm径で13mmでやや大きめですが,ベゼルの銀色部分が40mm径くらいですし,見た目的には大きすぎるという感じはしません.それなりに手の上でゴツゴツしますが...ベルトは例によって自分好みのものに換えてあります.元はSSベルトでしたが,これはかなりダサい.厚みのある22mmフラットベルトに換えれば,だいたい何でも合うと思います.

この時計の不満点はほとんどないのですが,やはり少し大きい点と,バックライトが暗めな点でしょうか.

2013年5月27日月曜日

CASIO SKY WALKER DW-7100

CASIO SKY WALKER DW-7100
横41mm,縦45.5mm,厚み11mm

本ブログもついに10万ページビューを超えました! 2009年7月にスタートしましたので,もうすぐ6年というところです.我ながらよく続いています.このブログを書き始めたおかげで,無駄に時計をたくさん買ってる気もしますが・・・まだまだ買い意欲は尽きません.

さて,この時計はCASIOのSKY WALKERという古いデジタル時計です.裏面にはSKY-1100と書いてありますが,ネットで調べた限りではDW-7100という型番のようです.

非常にカタマリ感があって,カッコいいです.作り込まれたデジタル時計という感じで,ベゼルも回転します.大きさもちょうど良いです.PENTA GRAPHやQUATTRO GRAPHに通じるものがありますね.仕事に着けていくには派手すぎますが,休日にはたまに着けています.

機能はカレンダー,クロノグラフ,アラームに加えて,平均速度計,距離計?などがあるようですが,残念ながら使い方がよく分かりません.

2013年4月12日金曜日

TISSOT PR100X FLYBACK CHRONO ALARM

TISSOT PR100X FLYBACK CHRONO ALARM
ベゼル径36mm(ボタン,竜頭込みで横幅41.5mm),厚み11mm

TISSOTの多機能アナログ時計です.一見,普通のクロノグラフですが,アラームも付いてます.クロノグラフには,積算,スプリット,ダブルクロノ,フライバックといった機能があります.操作マニュアルは,このあたりで入手できます.フライバックというのは,クロノのリセットと再スタートを同時に行う機能で,針が12時位置に飛んで戻って(フライバックして)すぐリスタートします.なかなか面白い機能ですね.写真では12時位置に2本の針が重なっていますが,1本はクロノグラフ針で,もう1本はアラーム針です.2時位置のサブダイヤルは,アラームのオン・オフのインジケーターとクロノの1/10秒計を兼ねています.

これだけ多機能でありながら,ベゼル径が36mm,厚みも11mmと,現代ではやや小ぶりな時計です.デザイン的にもまずまずカッコいいですね.ガラスはサファイヤクリスタルなので,傷にも強いです.デジアナ時計好きの私としてもずっと気になっていた時計でした.

白文字盤のモデルも存在します.
(写真出典: http://ceasuridemana.ro/tissot-pr-100-x-flyback-t14-1-486-32-original_a82716.html )

2013年2月17日日曜日

CASIO LINEAGE LIS-007

CASIO LINEAGE LIS-007
横幅43.5mm(ベゼル径37mm),縦幅48mm,厚み13mm

CASIOのLINEAGEシリーズより,LIS-007デジアナです.ムーブメントは,TIMBER CRUISER TIC-110と同じと思いますが,LINAGEの方はチタンケースで軽量です.TIC-110もそうでしたが,インデックス,針の夜光がかなり明るいので夜は便利です.さらにはバックライト機能もあります.デジタル部分も時刻,日,曜日が常時表示されているので使いやすいです.他に,アラーム,ストップウォッチ,データバンク機能があります.


デザイン的にもかなり気に入ってます.エアロスペースみたいにカッコよくないですが,ほどほどにはカッコいいです.大きさは横幅43.5mmもあるのに,ベゼル径が小さいせいか,39~40mmくらいに感じます.厚みも球面ガラスで13mmなので,まずまずの薄さです.高級感はないですが,デザイン,大きさ,機能ともに,日常使うには非の打ちどころがないですね.

ベルトは元はチタン無垢のが付いてましたが,白ステッチのこげ茶の革ベルトに換えています.なぜかはよくわからないですが,元のチタンベルトだとあまりかっこよく思えません.下記は元の状態の写真です.


ベルトを換えると次のようになります.


時計のベルトといえば,COLKIDさんのブログのこだわりがすごくて,いつも楽しく見ています.私の場合は白ステッチのフラットベルトばかりですね.

2013年1月29日火曜日

Breitling Aerospace Ref. E792 B62 RPR


Breitling Aerospace Ref. E792 B62 RPR
ベゼル径41mm,縦幅48.5mm,厚み10.5mm

ブライトリングのエアロスペース(現行型)です.あろうことかこんな高価な時計を買ってしまいました. 例によって中古品なわけですが,それにしても身に余る高級品です.とはいえ,手の届く範囲の高級デジアナで現行品となると,まずは筆頭に挙がってくる時計です.

手にしてみての第一印象は,軽っ!まるでおもちゃみたいに軽いです.チタン製ケースなので軽いのは当然なのですが,それにしても極端に軽く感じます.セイコーみたいなブライトチタンじゃなくて素のチタンですが,この色がまた渋くていいですね.そして,作り込まれた文字盤・外装がカッコいい!さすがは高級時計です.エアロスペースは現行型になって本当にかっこよくなりました.さらには薄い!厚み10.5mmはデジアナ時計としてはすばらしい薄さです.ケースサイズもベゼル径の一番薄い部分は40~40.5mmくらいですから好ましい大きさです.とはいえ,ベゼルに迫力があってカン幅も22mmあるので見た目には42mm径くらいの時計を着けてる感じですが.

そもそも以前はこんなバカ高い時計は購入候補に挙がってこなかったのですが,ある日この現行型(中古)がヤフオクに出品されていたのを見て,妙に魅かれてしまいました.これが10万ちょっとで買えるなら,思い切って買うのもありだろうかと考え始めました.なにしろカッコいいですし,大きすぎないし,厚みも薄いし,チタンで軽いので毎日着けられそうです.これに代わるデジアナ時計はというと,SEIKO IGNITION SBHLシリーズがあります.大きさも同じくらいでチタンで軽量ですが,12.2mmと微妙に厚みがあり,デザインも若者向きで,中年のオヤジが着けるには変に目立って気恥ずかしいものがあります.ESQ Aerodyneもいいですが,こちらはデザインはいいのですが分厚くて重く,毎日着けるのはやはりつらいです.しかし,現行エアロスペースならば,と思ったわけです.しかし,十数万円ともなると簡単に思いきれるものではなく,その時は見送ってしまいました.その時以来,出物がないかチェックするようになったのですが,ebayで何度か競り負けたりしつつ,ようやく手に入れることとなりました.

さてこのエアロスペース,なんといっても文字盤がカッコいいです.古めの世代のものであればヤフオクで5~6万円台から入手できますが,デザイン的に文字盤がのっぺりしてる感じがして,いまいち魅かれませんでした.この新型文字盤になってから中央に縦のストライプ,周りに円形の細かい溝(ギョーシェ彫?)ができて,一気にかっこよくなりました.インデックスも12,3,6,9がカッコいい字体で光沢色になっていて,これは実はあまり目立たないのですがとてもかっこいいです.その他の数字は小さなフォントで夜光塗料が塗ってあって目立ちますが,文字盤全体のアクセントになっていて,うまくデザインされていると思います.とはいえ,その外周にはマス目がぐるっと一周していて,これはちょっとやりすぎというか,黒文字盤だとややごちゃごちゃした印象もありますね.新品で買うならば,もう少し色が薄めのブロンズ文字盤がベストだろうなあ,と思ったりします.

裏蓋もすごい凝りようです.

デジアナでこの薄さ!

ベルトは黒いダイバープロIIストラップ(ラバーベルト)が着いてましたが,やはり革ベルトが好きなので,茶色の白ステッチ・フラットベルトに付け替えています.安物なので革の表面加工がいまいちですが,とりあえずは仕方のないところです.文字盤が黒なので本来は黒色のベルトにするのが普通だとは思うのですが,文字盤がかっこよすぎて,黒ベルトだと妙に決まりすぎて自分には合わないかなと思います.なので,あえて茶色ベルトにしています.純正品にはチタンベルトもあって,こちらはベルトだけで10万円くらいしますが,かなりかっこよさそうなので,一度は着けてみたいものです.でも自分ではたぶん革ベルトしかしないだろうなあと思うので,考えないことにしています.ちなみに,ダイバープロIIストラップもカッコいいです.ラバーの感触はあまり好きではないのですが...

機能としては,カレンダー,アラーム,クロノグラフ,タイマー,デュアルタイム,バックライト,ミニッツリピーターがあります.文字盤の夜光はかなり強力なので夜でも視認性が高いですが,それでもバックライトがあるというのがとてもうれしいですね.そしてなにより,ミニッツリピーターというのは初体験で,これは面白いですね.竜頭を押すと綺麗な電子音で時刻を知らせてくれます.しかし,すべての機能を竜頭だけで操作するので,分かってはいましたが使いにくいです.特にアラームの時刻合わせは絶望的ですね.それとバックライトは竜頭を少し回すと点灯するのですが,この加減が実に微妙で,回し方が足りないと点灯しないし,回しすぎると機能が切り替わってしまうので,かなり慣れが必要です.個人的にはプッシュボタンがたくさんついてる方が好きなので,竜頭1つですべて操作する,というのはちょっと残念なところです.ブライトリングのB-1とかエアウルフは,同じデジアナでもプッシュボタンが2つ付いているので,そちらの購入も一瞬考えましたが,デザイン的にはやはりエアロスペースが好みです.

さて,この時計を手にしてから数か月が経ちましたが,相変わらずとても気に入っていて2日置きくらいに着けてるのですが,実は困ったことがあります.それは,私が普段着ける時計としてはかっこよすぎる,かつ,見るからに値段が高そうにみえるということです.中身の人間が時計負けしてる状態です.それに,ブライトリング,というのも派手な高級ブランドなので,お父さん頑張って買っちゃった的な印象が付いてまわって,どうも落ち着かないところです.さらに突き詰めて考えると,誰でも買える現行品,というのが気に入らないのかもしれません.他人と違った実用時計が好きだからデジアナ時計にこだわっているのに,結局,メジャーブランドのブライトリングの高級時計をしているというのが信条に反するような...しかし,そんなことを考えているとどんな時計も着けられなくなるので,もっと純粋に時計を楽しみたいところです.